Company Overview
Founded in 1937 (Showa 12), this is a geta manufacturer in Shizuoka City.
Geta are also a local industry in Shizuoka.
When the company was first founded, it produced wooden bases for geta sandals, but as times changed, the mainstream footwear shifted from geta to sandals and shoes.
From there we started making sandal tops and shoe insoles, a business that continues to this day.
Around 1989, we returned to our roots and began producing geta wood.
Then, utilizing the technology we had developed to make sandals and shoe insoles, we began manufacturing and selling "Geta Monogatari," shoes that fit the soles of the feet.
Currently, the product lineup has diversified beyond just geta to include indoor slippers made from Shizuoka cypress.
We are also working on projects that go beyond footwear, such as collaborating with designers, creating products in collaboration with local industries and artists, conducting joint experiments with universities, engaging in industry-academia collaborative projects, and working with facilities that support people with disabilities.
We continue to take on new challenges with new ideas that are not bound by tradition or old customs, and aim to be a 100-year-old company.
What is important
Since our founding in 1937, we have been involved in footwear manufacturing, a local industry in Shizuoka City.
We would be delighted if by making comfortable sandals we can play a part in helping you live a healthy and enjoyable life every day.
What we aim to achieve
From a small factory in Aoi Ward, Shizuoka City
ごあいさつ
“どんな状況でも楽しみながら挑戦し続ける”
時代が移り変われば当たり前に生活スタイルも価値観も変化していきます。
当社はそうした変化を楽しみながら、柔軟に新しいことに挑戦していく会社です。
普遍的に人々が大切にしているものに目を向け、それを軸に置きながら仕事に繋げていきたいと考えています。
創業から80年以上が経ちますが、祖父や父の代から変化を恐れず進み続け、今の心地のよい下駄づくりにたどり着きました。 全ての困難をチャンスととらえ、転機にしてきたからこそ今日まで続く事ができたと思います。
また、社員ひとりひとりがチャレンジを楽しめる自立した人財であって欲しいと願っています。 それが出来る環境を作ること、受け取ったバトンを未来へと繋げることが、この会社を引き継いだ私の役目だと感じています。
これからも《Get a chance!》の理念を胸に、皆様に心地よい生き方のご提案ができるよう、日々励んでまいります。
代表取締役 社長 水鳥 友紀子
水鳥正志の「げた物語」
〜世界中の方にもっとげたを知ってほしい〜
先代の水鳥正志は考えた。
従来の和下駄は左右がなく平ら、鼻緒も馴染むまで時間がかかる。
靴と同じ様に左右の足型にフィットさせ、足の甲をつつみ込む様に鼻緒をすげれば、足に優しく、一日中でもはき心地が良いはず。
下駄は平和な時代に進化するはきもの。
そして日本の風土にあった美しい文化だ。
「ジーンズにも合う下駄をつくれば、またみんな履いてくれるに違いない」
〜エピソード0〜
五月の浜松祭り、新茶を振る舞う女性達が「鼻緒が足指に、食い込んで痛い」「足に合うサイズが無い」と毎年下駄で足を痛めて困っていると、浜松に住む知り合いのデザイナーから相談が舞い込んだ。
着物と同じ柄の鼻緒の下駄を10足作ってあげたら、祭の後で「今年は茶娘さんたちが一度も下駄を脱がなかった、ありがとう」と、とても感謝された。
会社情報
社 名 |
株式会社水鳥工業 (ミズトリコウギョウ) |
MIZUTORI INDUSTRIAL CO., LTD. |
|
住 所 |
〒420-0876 静岡市葵区平和1丁目18番22号 |
TEL 054-271-6787 | |
FAX 054-272-1302 |
|
Eメール info@mizutori.co.jp | |
HP https://www.geta.co.jp |
|
代表者 | 代表取締役 水鳥 友紀子 |
創 業 | 1937年 (昭和12年) |
会社設立 | 1975年4月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 15名 |
事業内容 | げた製造販売/サンダル・シューズ材料部品の製造及び加工販売 |
取引銀行 | しずおか焼津信用金庫篭上支店/静岡銀行しずはた支店/静清信用金庫片羽支店 |
販 売 | みずとりウェブショップ https://www.geta.co.jp |
Eメール geta-shop@mizutori.co.jp | |
TEL 054-260-6699 (9:00~17:00 土日祝を除く) |
沿革
昭和12年 | (1937年) | 初代水鳥太一、静岡市平和町118番地においてげた生地の製造を始める 。 |
昭和38年 | (1963年) | サンダル材料加工を始める。 |
昭和50年 | (1975年) | 株式会社水鳥工業として法人化。 |
昭和55年 | (1980年) | シューズの中底製造を始める。 |
昭和60年 | (1985年) | 水鳥正志 代表取締役に就任。 |
平成元年 | (1989年) | げたの製造を始める 。 |
平成5年 | (1993年) | オリジナル商品『げた物語』の開発、製造始める。 |
平成15年 | (2003年) | 「げたはほんとうに健康によいか?」静岡大学との共同実験 |
平成16年 | (2004年) |
静岡発ランデブープロジェクトで、 コスチューム・アーティストひびのこづえ氏とともに作った『ひのきのはきもの』を発表。
パリ、インテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」出品。 |
平成20年 | (2008年) | 男のげたシリーズ 『茶人(さじん)』 『BLADE(ブレード)』を発表。 |
平成21年 | (2009年) | 伝統的な和下駄のデザインを現代的にアレンジした『SHIKIBU(しきぶ)』を発表。 |
平成22年 | (2010年) | DRILL DESIGNとコラボレーションし『two piece(ツーピース)』を発表。 |
平成23年 | (2011年) |
様々な分野で活躍する作家やアーティストの特徴やマテリアルを生かした、 m2(えむに)プロジェクトがスタート。地元静岡の染織家「稲垣有里」による手描き生地を鼻緒に使用。 ※m2(えむに)=mizutori & material(素材)の造語。
インテリアライフスタイル展に初出展。(主催:メサゴメッセフランクフルト) |
平成24年 | (2012年) |
m2(えむに) にて3組とコラボレーション。 ・京都のテキスタイルデザイナー「koha*」の生地を鼻緒に使用。 ・地元静岡のファッションデザイナー「村松啓市」の生地を鼻緒に使用。 ・小倉織の「縞縞(SHIMA-SHIMA)」の生地を鼻緒に使用。 |
平成25年 | (2013年) | m2(えむに)にて畳縁バッグの「かぐらや」の畳縁を鼻緒に使用。 |
平成26年 | (2014年) |
水鳥友紀子 専務取締役に就任。 m2(えむに)にて会津若松の漆塗りの老舗「坂本乙造商店」の漆塗り・蒔絵を木地と鼻緒に施す。 |
平成27年 | (2015年) |
8月に静岡市葵区七間町に初の直営ギャラリー「mizutori 七間町ショールーム」を開店する。 |
平成28年 | (2016年) |
m2(えむに)にて東京都町田にある障害のある方の作業所「La Mano」の藍染手ぬぐい生地を鼻緒に使用。
中小機構のプロジェクトRin crossingとクリエイティブカンパニー「SELF」の新商品開発支援プロジェクト L/RINに参加し「COLOR GETA」を発表。 |
平成29年 |
(2017年) |
宝塚大学 東京メディア芸術学部とPR用 キャラクターとマンガを制作、発表。
m2(えむに)にて、京都の風呂敷メーカー「むす美」の風呂敷生地を鼻緒に使用。 東日本大震災の後、大槌町の避難所からスタートした「大槌復興刺し子プロジェクト」の 刺し子を施したオリジナル生地を鼻緒に使用。 |
平成30年 |
(2018年) |
10月 静岡市葵区常磐町(青葉シンボルロード)に「mizutori + Labo」(ミズトリ・プラス・ラボ)を開店する。 |
令和元年 |
(2019年) |
水鳥正志 代表取締役会長に就任。 水鳥友紀子 代表取締役社長に就任。 |
令和2年 |
(2020年) |
8月 水鳥正志 取締役退任。 |
活躍・受賞歴
平成16年 | (2004年) |
・ジェトロ「ユニバーサルクラフトジャパン」入選 ・グッドデザインしずおか県知事賞受賞「リマ・ベンハー」「リマ・クロス」(主催:静岡県) |
平成18年 | (2006年) | ・第5回サライ大賞受賞 「ひのきのはきもの」(主催:小学館) |
平成19年 | (2007年) |
・第63回東京インターナショナル・ギフト・ショー春 2007 「ひのきのはきもの」 アクティブデザイン&クラフト・アワードコンテスト 準大賞受賞(主催:ビジネスガイド社) ・新日本様式百選 静岡発ランデブープロジェクト 入選 「ひのきのはきもの」 |
平成21年 | (2009年) |
・第67回東京インターナショナル・ギフト・ショー春 2009 ・グッドデザインしずおか奨励賞受賞「茶人」(主催:静岡県) |
平成22年 | (2010年) |
・しずおか葵プレミアム認証「茶人」(主催:静岡市) ・第70回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋 2010 「SHIKIBU」新商品コンテスト大賞受賞(主催:ビジネスガイド社) |
平成23年 | (2011年) |
・しずおか葵プレミアム認証「SHIKIBU」(主催:静岡市) |
平成24年 |
(2012年) |
・しずおか葵プレミアム認証「two piece」(主催:静岡市) ・「暮らしの中のおしゃれな木材〜森の素敵な使い方〜」森林フォーラム参加 (主催:豊かな森林づくりのためのレディースネットワーク21) |
平成25年 | (2013年) |
・しずおか葵プレミアム認証「m2(えむに)SENSEハミング・ユトリKC-16,17」(主催:静岡市) ・エコプロダクツ2013 静岡県ブース出品(主催:産業環境管理協会、日本経済新聞社) |
平成26年 | (2014年) |
・しずおか葵プレミアム認証「ひのきのはきもの」(主催:静岡市) ・第26回 日本Web大賞!協会特別賞受賞(主催:日本Webユーザーズ協会) |
平成27年 | (2015年) |
・The Wonder 500™に認定されました。(経済産業省 補助事業) |
平成29年 | (2017年) |
・カンヌ市夏祭り2017に参加。(主催:カンヌ日仏協会) ・富士山コスプレ世界大会2017 in清水駅前銀座商店街に参加(主催:富士コス) |
平成30年 | (2018年) |
・しずおか葵プレミアム アワード2017 審査員特別賞「SENSE ハミングシリーズ」(主催:静岡市) |